アレクサンドル・タローさんが練習しに来てくれました。

24.12.06INFORMATION

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アレクサンドル・タローさんのご紹介

Alexandre Tharaud (アレクサンドル・タロー)。フランスで最も有名なピアニストのひとり。ソリストとしてのリサイタル、オーケストラとの共演、録音など国際的に活動している。クープラン、バッハ、スカルラッティからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームス、さらにラフマニノフや20世紀の著名フランス人作曲家にいたる幅広いレパートリーを録音したソロ・アルバムは25枚を超え、そのほとんどが主要音楽専門誌の賞に輝いている。パリでオペラ座のバレエダンサーの母とバリトン歌手の父の間に生まれ、5歳から教師につき学ぶ。 パリ国立高等音楽院卒業、少年時代から作曲をしていたが十代後半にピアノに専念するようになる。マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクールで第3位、セニガリア国際ピアノコンクールで入賞、クロード・カーン国際ピアノコンクールで入賞、ミュンヘン国際音楽コンクールで第2位を獲得した。コンセルトヘボウ、シャンゼリゼ劇場、ウィーン楽友協会をはじめとする世界の音楽ホールで演奏するほか、リヨン国立管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団など様々なオーケストラと共演し、エクサン・プロヴァンス音楽祭、エディンバラ国際音楽祭、BBCプロムスといった音楽祭でも公演している。録音では主にハルモニア・ムンディやエラート、ヴァージン・クラシックスといったレーベルから音盤を発表している。ダンサーであるヨアン・ブルジョワとのコラボレーション映像や、シャンソン歌手バルバラへのトリビュート・アルバムを制作し、また2012年には映画『愛、アムール』で老音楽家夫婦の愛弟子を演じ役者デビューするなど多彩な活動を行っている。ソリストとして、最近ではバイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィラデルフィア管など世界の一流オーケストラと共演。世界の主要なコンサートホールでのリサイタルも多い。
エラート・レコーズと専属レコーディング契約を結び、活発なレコーディングを行っている。
2017年、ピアニストとしての自らの日常生活を興味深く語った著書『Montrez-moi vos mains』を出版。2021年、フランスの音楽大賞ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシックより、インターナショナル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー賞を授与された。2022年には映画音楽を特集した『シネマ』と題するCDをリリースし、2023年は4手プロジェクトに挑むなど、視野の広い活動を精力的に展開している。

 

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